STU DADDY AMPS はアメリカ・ミシガン州のヴィンテージ・アンプクローン、ハンドメイドビルダー、Stuart Hopkinsによって制作された今となっては伝説的な存在のクローンアンプメーカーです。2000年代に入りベーシック路線のサウンド回帰がトレンドとなった当時、ヴィクトリアやコーネル、ケンドリック等、50年代のツイードクローンを製作する工房がありましたが然程のクローンアンプは、ツイードデラックスやツイードベースマンのクローン製作が多い中、STU DADDYが着目した1958年から60年までの2年間のみしか制作されなかったツイードTWIN 5F8-A 80w ビッグボックスのクローンと言う非常にレアなモデルのオマージュアンプでした。
 
そのオリジナル5F8-Aは、1958年に登場した最初のツインアンプであり出力80Wを誇り当時のギター界に衝撃を与えたモデルであり、Keith RichardsやEric Clapton、B.B KingやDanny Gattonも愛用した名機であり、現在では非常にレアで入手困難なビンテージアンプです。
 
こちらはラッカーツイード仕上げの渋いルックスで、12インチ WEBER SPEAKER CLASSIC ALNICO 2発を搭載、真空管はパワー管を4本、整流管には83（5F8）or GZ34（5F8-A）を1本使用しています。また、5F8-AにはそれまでになかったMIDコントロールが加わったモデルで、コントロールパネルはPRESENCE・MID・LOW・TREBLE・VOL BRIGHT・VOL NORMALになり、多彩なバリエーションの極上ツイードサウンドが作り出せます。
 
そのサウンドはツイードならではのドライサウンドに加え、非常にリッチで艶やかなドライブサウンドでありながらミッドからベースレンジはマイルドで互いの音域をつぶし合わない素晴らしいツイードサウンドで、オリジナルをリスペクトしながらも現代でも十分に通用するサウンディングとスペックに仕上げられた夢のクローンアンプです。