1966年のオリジナルコンディションをキープしたデラックスリバーブアンプをご紹介させて頂きます。
非常に味のある弾き込まれた如何にもビンテージのルックスは、ネクストレヴェルのオリジナルビンテージサウンドを体験して頂けます。
 
FENDER デラックスリバーブアンプは、12インチスピーカー1発搭載、出力 22W のスペックで、 ボディーの箱鳴りと音抜け、サイズ感も程良く一度その本物のビンテージサウンドを体に浴びると忘れる事が出来ない特別な体験を与えてくれます。その適度な音圧と締まったミドルと十分な低音、煌びやかなトレブルは、プレイヤーの感覚を研ぎ澄まさせてくれ新たなフレージングが生まれる様なインスピレーションを与えてくれるスペシャルなオールドアンプです。
 
サウンディングは、ボリューム 2 周辺でも十分に締まったクリーンサウンドが確立され、ドライブ系のペダルを載せた際にも格段にレヴェルの違うドライブサウンドを生み出す事が出来ます。ボリューム4-5周辺では、別次元のFENDERブラックフェイス期ならではのナチュラルドライブサウンドが得られ、ピッキングのニュアンスもプレイヤーの意のままに、出音は速くストレートにピュアに表現してくれます。
 
また、Fenderのベーシックなアンプラインナップの中でも、適度に現代の日本のライブ環境にもマッチするサイズ感と音量で、現行のデラックスリバーブのリイシューモデルの重量が19.1Kgに対し、ブラックフェイス期のビンテージモデルは16.6Kgと持ち運びでの移動も十分可能な範囲の重量となっています。

今回の販売に当たりまして一通りのメンテナンスとインスペクションを実施致しましたが、トランスやスピーカー、リバーブユニットを含めほぼオリジナルをキープしており。リプレイスされている事の多い電解コンデンサやブルーモールドフィルムコンデンサまでオリジナルのまま残っている奇跡的な状態ですので、オリジナルのデラックスリバーブのサウンドを体験して頂けます。
 
各部のスタンプなどは以下です。

・ボディーのチューブチャートデカールシリアル / PI (1966 年9月)
・オリジナルリバーブユニット 66スタンプACCUTRONICS社製
・シャーシーシリアルナンバー A17961 (1966年）
・スピーカーファクトリーコード465 (Oxford) 12K5-6 465-613 (66年）
・シャーシースタンプ (1966年) T133766 / FO734X66

 
また、今回メンテナンスを行ったアンプテクニシャンはアンプビルド界で名を馳せる Lee Custom Amplifier です。
オリジナルアンプやペダルの制作、アリーナクラスで活躍するプロミュージシャンに対応するスペックでの修理やメンテナンス、ミュージシャンのイメージするサウンドをカスタムビルドにて具現化するその技術力は各方面で評価されております。
 
BLUE GROOVE GUITARSとは、ここ10年以上に渡りコラボレーションプロジェクトを現在進行形で進めており、業務提携を含め、弊社の取り扱う全てのビンテージアンプ類のメンテナンスやミュージシャンに合わせたカスタムをLee Custom Amplifierに依頼しております。
 
こちらのデラックスリバーブもLee Custom Amplifier のスタジオでのサウンドチェックも十分に実施済で、直ぐに御使用できるコンディションに仕上がっています。