Fender
1957 Stratocaster Black
Non Tremolo

Fender
1957 Stratocaster Black
Non Tremolo

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下記の画像はクリックで拡大します。

 
エリック・クラプトン氏が長年に渡りメインギターとして使用したアイコンである”ブラッキー”と同年代のカスタムカラー ”ブラック”のオリジナルフィニッシュ。それだけでもレアですが、更にトレモロレスの”ハードテール”というスーパーレアな 57年特有のVシェイプのストラトキャスターをご紹介させて頂きます。
 
エリック・クラプトン氏が1973年から1985年まで愛用しメインギターとして活躍したオリジナルブラッキーは、1970年にナッシュビルでバディ・エモンズという有名なペダルスチール奏者が経営していたSho-Bud Guitar Storeという小さなミュージックストアで1本100ドル程の値段で6本をまとめて手に入れた物です。
 
"そこには色々な楽器があって、店の前のウインドーに並ぶリッケンバッカーは結構なプライスだった。店の奥に中古楽器コーナーがあって、ストラトキャスターが列をなして置かれていたから、そこに並んでいたストラトを全部買ったんだ” (エリック氏のインタビュー記事より)
 
その中より3本をジョージハリソン、ピートタウンゼント、スティーブウィンウッドに譲り、残りの3本を自分の手元に残し、その中より良い素材をそれぞれ選び、1956年製のカスタムカラーのボディ、1957年製のVネック、1950年代のピックアップを使い、当時のギターテックのであった Ted Newman-Jonesが組み上げたのがブラッキーの誕生でした。
 
それは1973年1月13日のレインボーコンサートで初お目見えし、その後のアルバム録音や全てのツアーで使用され、1985年のアメリカ コネチカット州 ハートフォードでの公演を最後にメインを勇退する事となりましたが、1989年には日本で放映されたTVコマーシャルでHONDAのリクエストを受け、再レコーディングを行った「Bad Love」バージョンでは、再びオリジナルブラッキーを使用し、その映像では最後にプレイをする姿を見る事が出来ます。
 
 
以下はエリック氏のブラッキーに纏わるインタビュー記事よりの一部抜粋です。
 
"1本のギターに夢中になってしまうクセがあって、ブラッキーは自分の一部だとすら感じていた。ブラッキーの様なギターに出会えるのは人生で一度きりだろうね。ブラッキーは12年間毎回ツアーに持って行き、ノンストップでプレイしたんだ"
 
"ネックがかなり擦り減っていてミドルポジションがだいぶ狭くなっているのにアクションは完璧だった。だから、このギターを弾く時は、ただプレイに集中してしてギターが鳴ってくれる事に身を任せるだけだった。このギターへの信頼度と安心感は弾き込むうちにかなり高まったね。本当に驚異的なギターだよ"
 
"このギターには不思議な何かがあるんだ。長年、このギターに愛情を注ぎながらケアしてきた成果なのだろうけど、オールドギターを好んで手に入れる理由もそこにあるのかもしれない。迷信っぽく聞こえるかもしれないけど、自分よりも前に誰がそのギターを持っていたのか分からない訳だけど、もしかすると、その人が何か特別な事をそのギターに施していたかもしれない。つまり、ギターには持ち主のプレイの仕方やケアの仕方の記憶が残っている様な物で、そんなギターを運良く手に入れる幸運に恵まれ、その価値を理解したならば、そのギターが持つ記憶の引継ぎをしようと思うんだ"
 
"中古のストラトのメイプル・ネックを買う時にいつも見るのは、使い古されているかどうか、という事だ。フィンガーボードに指の跡がついているという事は以前のオーナーが気に入って良く弾いていたと言う証しだろう"
 
 

 
エリック氏のブラッキーは、2004年のクリスティーズオークションに出品され、当初15万ドル(当時で為替換算でおよそ1,600万円)程度での落札を見込まれていたが、落札価格はそれまでのオークションギター最高落札値となる95万9000ドル、(当時の為替換算で1億520万)となりました。
 
さて、こちらの1本は今日の世界中のマーケットを見渡しても、先ずお目に掛かる事の出来ない50's のカスタムカラー、57‘ のV ネックシェイプ、50's のノントレモロ /ハードテイルという仕様で、フェンダーのギター史を考えても非常に価値の高いスペシャルなストラトキャスターです。
 
安定したストレートのネックは、フレットの残量も十分にありプレイに支障もありません。自然に手に馴染むVネックシェイプ、ノントレモロと言う事もあり3.14Kgと言う軽さで、ボディー鳴りがストレートにバイブレーションとして体に伝わるハードテイルならではのソリッドサウンドは、エリック氏のオリジナルブラッキーも同様で、トレモロはベタ付けにマウントされボディーとの隙間にウッドチップが入れられていた、ソリッドなハードテイル仕様のセッティングでした。まさにフロントピックアップ、ハーフトーン等のサウンドはエリック氏の数々の名盤に収められている、あの聞きなれた”50's メイプルネックサウンド”とトーンを堪能する事が出来ます。
 
この様な非常にスペシャルな1本ですが、ご縁のある方にどうぞ引継ぎをさせて頂ければと思います。
 
 

・ネックデイト / 9-57
・ブラックボビンピックアップ x 3
・トーンポット 304704=57年4週目
・オイルコンデンサ
・5点スイッチへ変更
・オレンジの内装の3rd バージョンのツイードケース
・Weight 3.14 kg

 
 

PRICE : SOLD
 送料別途 *送料について

 

 
 
*デモ動画をオフィシャルインスタグラムページのストーリーズ/ ハイライトよりご覧頂けます。
 
インスタグラムで bluegroove.vintageguitars と検索して頂くか、こちらのアドレスより是非チェックしてみてください。
 https://www.instagram.com/bluegroove.vintageguitars/
 
-BLUE GROOVE GUITARS-
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